日本での活動

地域社会支援

シティは、事業を行う地域社会への支援と還元を重要視しています。より良い社会の実現のために、寄付金など経済的支援から、社員が自発的に行うボランティア活動まで、さまざまな分野での支援に積極的に取り組んでいます。

NPOスペシャルオリンピックス日本・東京のゴールドスポンサーを務め、知的障がいのある人たちが体を動かし、スポーツを楽しむ機会をサポートしています。社員もバスケットボールなどのスポーツを一緒に楽しんでいます。ひきこもりなどの青年の社会復帰を助ける活動も行っています。

また、人生を実り多きものにするには金融の知識が大切であると考え、お金や経済について実践的に学び考える機会を幅広く提供しています。

国内外で発生した災害への対応としては、被災者の支援と被災地の復興のための活動に取り組んでいます。寄付金などの金銭的援助のみならず、社員が実際に出向いて参加する活動にも力を入れています。国内外の災害に対して、社員からの寄付金やシティのマッチングで支援を行っています。

グローバル・コミュニティ・デー

グローバル・コミュニティ・デーは、世界中のシティ社員とその家族がそれぞれの地域社会への貢献を目的にさまざまなボランティア活動を行う、当社にとってとても大切な伝統行事です。シティは、グローバルに事業を行う企業ですが、この活動は、各国、各都市でのローカルなニーズに応え、身近なコミュニティに良い変化をもたらすことを目的としています。このような活動を通じて、社会の発展に貢献することを心がけています。

2006年の開始から現在までに、グローバル・コミュニティ・デーに参加するシティ社員のボランティア活動時間は、世界全体で400万時間に達しました。2018年は、国連で採択された持続可能な開発目標(SDGs)を取り入れ、日本でも海岸清掃など環境保全やサステナビリティ促進につながる活動を多く行い、850名を超える社員とその家族や友人が参加しました。全世界90カ国450都市10万名を超える社員が、ボランティアとしてさまざまな社会貢献活動を行いました。全世界で行われた活動は1,400にのぼり、食糧支援、教育環境改善、若者の就労支援など、多岐にわたりました。

 

 

シティ・ファウンデーション

シティ・ファウンデーションは、経済的困難に直面する世界中の人々の生活の質の向上をミッションとした、シティの慈善基金です。ファイナンシャル・インクルージョン、若い世代の雇用、健全で活力に富む社会の実現などの取り組みに投資しています。シティの持つノウハウや社員のボランティア参加をフルに生かした活動を進めています。

日本では、現在、以下のプログラムを企画・主催しています。

子育て世代のくらしとお金の教室

シティは、経済的困難に直面する子育て世帯を対象とした「子育て世代のくらしとお金の教室」を開催しています。シングルマザーなどの若いひとり親へのサポートを重視し、生活環境の改善や問題の解決に必要な情報や知識を提供することを目的としています。

講義の内容は、貯蓄や家計見直しの効果的な手法、楽しみながらできる節約法、スマホなど高額請求トラブルへの対処法など、家計管理に関するノウハウから、社会保険の基礎知識や公的支援の利用法など、公的制度に関する知識まで幅広く、全体を通じて生活力が向上するように構成されています。講師には、沖縄県在住のファイナンシャル・プランナーや司法書士などの専門家を起用し、地元の実情に沿った講義を提供しています。

参加費や教材は無料で、会場では託児サービスや昼食も無料で提供するなど、運営にかかる費用はすべてシティ・ファウンデーションが負担しています。シティ社員は、当日の運営サポートや託児補助などボランティアとして積極的に活動に参加しています。

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