Interviews

市場部門

H. Endo

アソシエイト

経営学部卒

グローバルリソースを最大限に活用し
顧客に信頼される仕事をしたい

入社動機Motivation to Join the Company

大学時代は経営学部に在籍していたので、周りの学生も金融業界を志す人が多い中、市場部門の仕事に興味を持ちました。2017年にボストンキャリアフォーラムに参加し、翌年に東京で6週間のインターンを経験しました。海外では日本の就活情報が限られていますが、シティを選んだ理由は“人”です。人材の流動性が高い金融業界で人を基準に会社選びをするべきでないとの意見もありますが、就活を通して関わったシティの全ての方が学生に対して真剣に向き合っている姿に、人との関りを大事にしながら、日々仕事に熱心に取り組まれていると感じました。そして、そのようなカルチャーが根付く会社で社会人としてのファーストステップを踏みたいと思いました。

キャリアステップCareer Step

2019年5月に海外の大学を卒業後、6月に入社し、すぐにOJTが始まりました。夏に1ヶ月間ニューヨーク本社でアジアや、北米の同期と新卒研修に参加しました。研修中に出会った海外の同期とは、現在も同じプロダクトをカバーするチームとして一緒に仕事をしたり、情報を共有したりしています。帰国後は1ヵ月間の国内研修を経てOJTを続け、3年目になるタイミングでお客様を担当するようになり、現在に至ります。

業務内容Business Content

機関投資家のお客様向けに為替の営業をしています。スポット、為替スワップのほかに、為替オプションなどのデリバティブ商品も取り扱っています。カバーしている通貨も様々で、米ドルやユーロなど主要通貨に加え、アジアや中南米、中東欧などの新興国通貨も取り扱っています。為替相場は各国の政策や、政治情勢など様々な要因に影響されて動くため、新しい情報が入った際には素早くお客様にアップデートすることも大切な業務の一つです。社内外の専門家とお客様に向けたセミナーを開催することもあります。お客様が市場環境や規制変化に対応できるよう、新しいトレード手法のご提案も行っています。

一日のスケジュールSchedule of the Day

朝はオーバーナイトの情報収集から始めます。海外のセールスやトレーダーから共有される情報を元にレポートを作成します。世界の為替市場は24時間開いているため、お客様が朝、オーバーナイトの出来事をすぐに把握することができるよう、端的に重要な情報を送ることを心がけています。その後営業全体の朝会に参加し、各プロダクト間での情報を共有します。9時以降は各取引に対応しながら、その処理を行います。午後にはお客様と電話会議を行い、情報提供やトレードアイデアの提案を行うこともあります。ロンドンの市場が空く時間には流動性が高まるため、取引が再び活発になります。退社前には、相場のテーマなどをチームと共有して議論します。

仕事のやりがい・醍醐味Rewarding

これまでシティと取引がなかったお客様に積極的にアプローチして、取引に繋がったときに喜びを感じます。当初なかなか関係性が築けなかったお客様に、「粘り強く頑張ってくれたから取引しようと思いました」と言っていただけたときは、とても嬉しかったです。既存の取引をこなすだけでなく、シティのグローバルリソースを最大限に活用しお客様と信頼関係を築きながら、付加価値を提供できる機会があるということが営業としての醍醐味だと感じています。

今後の目標Future

常に学びの姿勢をもち、プロダクトに対する知識を増やし、お客様に寄り添える営業でいたいと考えています。困ったときや疑問があるときに私の名前が思い浮かび、相談したいと思っていただけるような深い信頼関係を築いていきたいです。また、入社当時から指導してくださったチーム内外の先輩たちにも頼っていただけるよう、目の前にある毎日の仕事をしっかりとこなしつつ、日々成長していきたいです。

学生へのメッセージMessage

私自身、就活の際に「正直」であることを心がけました。自分自身の経験や興味を正直に話し、分からないことに対して素直に質問をしました。それによって、自分に何が向いているのか、より深く知ることができ、興味のある業務への理解も深まったと思います。また、最初から部署やプロダクトを絞るのではなく、できるだけ多くの社員と話し、選択肢を増やしていくことをお勧めします。就活中はプレッシャーを感じる場面が多いと思いますが、社員や他の就活生とのコミュニケーションを楽しみながら、自分の挑戦したい業務や、その中で活かせそうな自分の強みを見つけてほしいです。